自宅の建て替えを、昨年末から行い、今年の3月末に引き渡しになり2か月がたちました。
もともと中古住宅を購入し、自分達でいろいろと手を入れ、改装を繰り返してきましたが、今回家内の実家と同じ住宅メーカーでの建て替えを行いました。
住宅メーカーは「スウェーデンハウス」です。
家内の実家は、我が家に比べ土地の面積も大きく、今回の施工を依頼したメーカーの住宅を建てるには良いメーカーです。
でも、我が家のように土地面積が30坪も無い土地に建てるのはどうだろうかと思いながらデザイン(図面)を作成開始。
当初の担当者もよく考えてはくれましたが、残念ながら家内の希望には沿えず、他の設計担当の方のプランを採用することになりました。
30坪も無い土地に建てるため、縦長にした場合どうしても強度が足りなくなる。
それを補うためには、柱がどうしても多くなる必要がありました。また希望の構造にするためにも。
しかし当初の設計では、柱を入れるため、どうしても室内にデッドスペースが多数発生してしまい、建てる意味が見つからないような構造となってしまいました。また予算にも限りがあるため、その予算内で行うには仕方ない構造と思いました。
ただ、家を買う、または家を作るということは、人生において大変な事業なので、確かに限りのある予算でも設計する方は、その予算前後または多少の予算オーバーでも、確認のうえプレゼンを行うようにしてみてもよかったのではないかと思います。
それは、ちゃんと説明した上でこのプランの場合予算的にはこれぐらいオーバーするけれど、この部分をこのようにすることによって、オーバー分を削減し、当初の予算に近づけることができるなど、譲れない部分と譲れる部分をうまく見分けるかそれとも聞きながらでも提案するぐらいしてほしい部分もありました。
結局我が家では、当初の予算から見ると200万前後の予算オーバーになりましたが、それでも満足のいくプランでした。
その後なかなか転向に恵まれず、工事が進みませんでしたが、何とか引き渡し期日までに家としては完成しました。
ここからが本当の問題です。
自宅引き渡し時の確認で、家内の友人に以前マンションなどの設計またはメーカに勤めていて、完成時の確認なども行っていた方がいたので、我々が住宅の説明を受けている時に、念入りに確認をしていただきました。
その際やはり多数の問題点が発見されました。確かに細かなことかもしれませんが、大金を投入して建てるわけですから、我慢のできる内容であるか、それとも修理を依頼するような内容なのかですが、今回点検されて見つかった部分は、どうしてもという部分がそれなりにありました。
住宅メーカーが直接施工することは、今の時代ほとんどないことも知っています。
工場で図面に合わせ部材をほとんど加工して、施工現場へ運び組み立てる。だから品質のばらつきが少ないはずだと思います。
ただし、我が家では請け負っている会社(俗に言う「下請け」)に問題があるのではないかと思えるような内容が多く見つかっています。
私の実家も、もう40年近く前に建てたとき、やはり大工さんが1人または複数人で立てていました。その当時はやはり大工は「職人」なのでしょう。
建てるときにも、職人の誇りといいますか、維持といいますか、妥協できるところとそうでないところを見分けていたのだと思います。
なぜこんな書き方をするのかと言うと、おそらく我が家を担当した工務店の従業員(職人とは言いたくないので)は、あくまで請け負った仕事であり、住む人の事を考えての仕事としては考えていないであろうという部分が多数見つかったからです。
これはほんの些細なことです。住むうえではどうでもいいようなことかもしれませんが、やはり住む側としては気になる部分になります。
今は釘などの建築資材は使いません。エアーガンでホチキスの針のような縦長の新を、釘代わりに打ち付けます。そうするkとにより、目立たなくなりますが・・・・この打ち付けている部分が目立つようでは、適当極まりない施工方法を取っているとしか思えないのです。
今回施工会社として、現場で担当してくれた「スウェーデンハウス」の責任者の方は、話をちゃんと聞いてくれて、何とか対応してくれようとしています。
でも、作る担当の会社の従業員の作業が適当すぎれば、いくら責任者の方が対応しようとしても限界があります。
なぜこんなに長々と書くのかというと、私は建築関係の人間ではありません。まして建築関係には素人です。でも物を作りお客様へ納品するという工程を踏む仕事を約30年ほど行ていますし、なぜこんなことをと思うようなことがあまりにもありすぎるので。
是非とも物作りに携わっている方は、この際ですのでよく考えてほしいのです。自分の家ならば、同じ考えで家を作りますか?と。
若い人が、これからのためということで施工したとしても、一生その場に自分が作ったものが残るのです。よくあの当時はあんなつくりをしてしまったなんて話をすることがあると思いますが、笑い話で済ましているのはその人だけで、その家の住人は決して笑っていないことを。
今回、このような状況になったことを見て、自分も仕事への思いを改めて見直す機会になりました。
初めから完璧、何年たっても完璧なものなどはできないことはわかります。でもだからと言ってこの程度で「いいか」は許されないことを。
住宅は完璧を求めるのではなく、依頼側の満足を求めてください。
そうお願いしたいと思います。